夕飯有害説

夕飯を食べない生活をしている。 体調がすこぶる良い。

 

悩んでいた腰痛も消えた、寝付きも良くなって朝の6時には自然と目が覚める。

 

一日一食健康法は有名で、だいたいが朝昼抜きの夕食を食べるスタイルだと思う。

 

でも自分が実践していて、本当に食事を抜くタイミングは夕食だと自信を持って言える。

 

 

理由その1 腹に食べ物が入っていると消化をしているため眠りが浅くなる。

炭水化物の消化には約6~8時間かかる。これが肉や魚などのたんぱく質と一緒に取ると、消化液が違うためさらに時間がかかる。

夕食の時間の18~19時の間に米や魚を食べたら、就寝時間の22~23時までに消化が終わらずに間に合わない。よってアウト。

 

 

理由その2 食べたものが口に残ったまま眠りにつくことになり歯周病の原因になりやすい。

食べカスは唾液で自然に洗い流されるが、夕飯を食べてから就寝するまでの3~4時間程度では食べカスは残りやすい。歯磨きをしていても、やはり残るものは残る。

 

 

理由その3 食べた物が胃に入っていると胃が背骨の方に下垂して腰痛の原因になる。

実際に自分も腰痛に悩んでいた時期があって、本に書いてあった空腹睡眠を実践したら嘘のように腰痛が消えた。腰を悪くした人は整体に通う事が多いが、自分の体を治せるのは自分。あくまでも自身の経験談からだがストレッチ+空腹睡眠で腰痛は治せる。

 

 

 

夕飯はその日一日を頑張った自分へのご褒美の意味合いが強かったり、会食なども夜の時間に行う事が多いので、夕飯を抜くことに抵抗を感じる方は多いと思う。

でもデメリットがありすぎて、正直食べようとは全く思わない。

 

もしかしたら、江戸時代のような粗食だったら、一日3食でも就寝までに消化は終わり問題は無かったのかもしれない。でも現代のような欧米化した食生活で一日三食きっちり食べるのは胃腸に優しくない。

 

 

それでも食べる事が好きな人は、『食事を抜くなんて考えられない!』と思う事だろう。

でも、考えてみてほしい。食べるのはせいぜい30分程度で終わる。その時間と健康的に生きる事を天秤にかけたらどちらが大切だろうか。

 

僕は睡眠がしっかりとれて、些細なことにイライラしないでいられる健康的な生活を選ぶ。

 

人生は取捨選択。あなたはどちらを選ぶ?